Windows10Proだから、Windows10Proのバックアップを使わないといけないと、誰に教わりましたか? 例えば、「pagefile.sysが存在すると復元時にエラーになる」などと言うエラーがWindows10Proで発生しますが、時々刻々と変化し続ける、生きているOSから、蠢いている自分自身のバックアップを行って、また時々刻々と変化し続ける、生きているOSに復元するなんて、そんな無理無謀な行為は止めましょう?
ここでは、生きていないWindows10Proを、その死に体のままにバックアップを行います。 自宅や会社に販売業者からパソコンが到着したなら、開梱し、Windows10Proを起動する前にこそ、元始バックアップを行えますよ! その方法を管理上も楽にするbashスクリプトの再配布です。
外部URLを参照するアイ・キャッチ静止画(英語版WordPress: featured image)参照元を見る。利用に感謝!

前提
どれだけ格安でも、2TB(テラ・バイト)を超える固定ディスクは購入しないです。 それは主にバックアップの効率を考えての判断です。 2TBのSSHD
を複数のパーティション
に区切って利用しています。 大容量な固定ディスクが欲しければ、2TBのNAS
を購入しています。NASにはUSBポートがあって、足りなければ外付けの固定ディスクを増設できますが、今のところ、増設の予定はありません。 つまりパーティションの管理は元始時代から存続しているMBR
で通します。
buone.sh & dfall.sh

特徴と メリット
dfall.sh
exit
Enter しましょう。 レポートをファイルに保存する機能もあります。buone.sh
Partimage
2Gbyte毎に分割されたバックアップファイル群のファイル名にインフォメーションを詰め込みます。 また、自動的にMD5検査値を埋め込んだファイルも生成します。
ARRIVE1st-sda2-20250409.gz.000 ARRIVE1st-sda2-20250409.gz.001 ARRIVE1st-sda2-20250409.gz.002 ARRIVE1st-sda2-20250409.gz.003 ARRIVE1st-sda2-20250409.LOG ARRIVE1st-sda2-20250409.md5 ARRIVE1st-sda2-20250409.afio.LOG ARRIVE1st-sda2-20250409.afio.bz2.000 ARRIVE1st-sda2-20250409.afio.bz2.001 ARRIVE1st-sda2-20250409.afio.bz2.002 | ARRIVE1st-sda2-20250409.afio.bz2.007
任意のコメント - デバイスコード - 日付 .gz. シーケンス番号となります。デバイスコードが重要で、復元時の道標となります。 md5ファイルも重要で、ブルーレイやDVDに焼いた後に、必ず1ビットの欠落も無いことをMD5値で確認します。 起動時オプションの追加で、tar/cpioよりもエラーに強いafioバックアップも可能です。 もちろんafioでも2G未満で自動的に分割します。
半自動化
shutdown -h 0
指定すれば、バックアップ後にシャットダウン可能ですので、メモリーに全てを読み込むモードでSystemResqueCD
操作例
- Windows10での前処理:
- [option] Windows10更新処理を確認する。
- [option] Advanced SystemCareで無用なファイルやレジストリーを削除する。
- Windows機能にも無用なデーターを掃除する機能有り。
- [必須] Smart Defrag 6でデフラグを実行する。
- XAMPPのMySQLフォルダーは除外しています。
- #
bash ~/buone.sh -t ARRIVE1st -s sda1 -f ntfs -d sda3
Enter- 必要なマウントを自動的に実行し、
- マウントの状況をチェックし、
- partimageをバッチ自動処理します。
- 自動的に /dev/sda1 の内容をバックアップします。 自動的にバックアップファイルを /dev/sda3 に生成します。
- MD5検査結果を同時に生成します。
- #
bash ~/buone.sh -t ARRIVE1st -s sda2 -f ntfs -d sda3
Enter- 必要なマウントを自動的に実行し、
- マウントの状況をチェックし、
- partimageをバッチ自動処理します。
- 自動的に /dev/sda2 の内容をバックアップします。 自動的にバックアップファイルを /dev/sda3 に生成します。
- MD5検査結果を同時に生成します。
- 上述2行の buone.sh の実行で、以下の保存ファイルを自動的に生成します。
- 致命的なエラーが無いことを、すべてのログ・ファイルでチェックします。
- わたしは、この段階でも、MD5検査を行います。
- #
md5sum -c *.md5
Enter - #
- わたしは、Windows10Proを立ち上げて、ブルーレイ・ディスクに書き込みます。
- わたしは、cygwin64
(Wiki
) ターミナルで、ブルーレイ・ディスクのMD5検査を行います。
- #
md5sum -c *.md5
Enter - #
ARRIVE1st-sda1-20250409.gz.000 ARRIVE1st-sda1-20250409.md5 ARRIVE1st-sda1-20250409.LOG ARRIVE1st-sda2-20250409.gz.000 ARRIVE1st-sda2-20250409.gz.001 ARRIVE1st-sda2-20250409.gz.002 ARRIVE1st-sda2-20250409.gz.003 ARRIVE1st-sda2-20250409.md5 ARRIVE1st-sda2-20250409.LOG

復元
- #
bash ~/dfall.sh -bash sda3
Enter- デバイスコード /dev/sda3 にリード・オンリー(ro)でマウントします。 マウント・ポイントに bashで新規ログインします。 bashでログインを解くには
exit
します。exit
しないと、アン・マウント出来ません。 - デバイスコード /dev/sda3 にリード・オンリー(ro)でマウントします。 マウント・ポイントに bashで新規ログインします。 bashでログインを解くには
- そのまま、partimage を起動して、partimage のGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェイス)と対話しながら、保存ファイルを選択し、復元先のデバイスコードを選択して、復元を実行する。
dfall.sh
でデバイス・コードを表示します。 
自動化支援用 サンプル
わたしのPCで実際にバックアップ処理している様をYouTube動画にアップしました。 (字幕は英語と日本語を用意しました)ここからは危険地帯です! 調整不良による、あらゆる責任は自己責任でお願いします! 筆者は何も責任を負いません。 あくまでも自分用の防備録なるメモです。
一例に過ぎませんが、SystemResqueCDを起動するUSBメモリーにファイルを書き込みます。あなたのケースに読み替えてください!
- ファイル名:
autobackup.sh
- bashスクリプト:
デバイスコードについて、あなたの環境に合わせてください! あなたのタイムゾーン・コード監修:2020/01/212020/02/08 09:45 JSTと置換願います。想定したパーティションです。
販売業者より到着したPCには、500GのHDDが搭載されており、Partimageでバックアップを行って、DVDとNASにバックアップしました。新品2TのSSHDと交換し、全く同じ領域のパーティションをPartimageで再現し、Partimageでデーターを復旧しました。 画像の「A」領域が500G分のクローンです。 ハードウェア構成の詳細は:「死神 Solid State Drive を使い倒す」の「準備
」を参照願います。
- USBメモリーに保存した、
autobackup.sh
を、あなたのWindowsで事前に編集しましょう! 何故なら、キーボード・マップが正しく機能しなければ、編集が大変だからです。 あなたの日本語専用キーボードは特殊なのですよ。NTPSERVER='ntp.nict.jp' ; ########## PLEASE CHANGE YOUR CASE !!!!!!!!!!
を、編集します。- あなたの最寄りのNTPサーバーを設定します。
TZ="JST" ; export TZ ; ########## PLEASE CHANGE YOUR CASE !!!!!!!!!!
を、編集します。- あなたの国のタイムゾーンに設定します。
export TZ=JST-9 ; ########## PLEASE CHANGE YOUR CASE !!!!!!!!!!
も、編集します。- あなたの国のタイムゾーンと加減算値を設定します。
DESTINATION='sda5' ; ########## PLEASE CHANGE YOUR CASE !!!!!!!!!!
を、編集します。- 以下の3行のbuone.shで利用します。それぞれで保存先を変えたい場合は、buone.sh行で直接変更しますか?
bash buone.sh -d $DESTINATION -f ntfs -s sda2 $TITLE ; ########## PLEASE CHANGE YOUR CASE !!!!!!!!!!
- 例では3行ある、それぞれの保存する対象のデバイス・コードを編集します!
- SystemResqueCDをUSBから立ち上げます。
- 通常立ち上げですと、USB:
/run/archiso/bootmnt
に、マウントされていますが、メモリーに全てを読み込むモードで、SystemResqueCDをUSBから立ち上げたと想定します。- USBメモリーを抜いて離席することは重要です! 実メモリーが少ないPCなら、SystemResqueCDからWindowsのpagefile.sysをスワップメモリーとして利用します。 詳細は、Kona Linux
を参照願います。
- USBメモリーを抜いて離席することは重要です! 実メモリーが少ないPCなら、SystemResqueCDからWindowsのpagefile.sysをスワップメモリーとして利用します。 詳細は、Kona Linux
- #
fdisk -l
Enter- USBのデバイスコードを確認します。
/dev/sdc1
が、USBメモリーだとします。 - USBのデバイスコードを確認します。
- #
mkdir USB
Enter - #
mount /dev/sdc1 USB -o ro
Enter- リードオンリーでマウントしましょう。
- #
cd USB
Enter - #
bash autobackup.sh
Enter- Linuxの世界でも、自動検索が機能します!
#bash au
あたりで TABキーを押せば、スペルを検索してくれますよね? - Linuxの世界でも、自動検索が機能します!
- マウント・ポイントがUSBメモリーで一度起動すると、4種類の基幹ファイルが、
/usr/local/bin
に配置されます。Q : Do you want to backup process ? (y/n) [n] :
ここで、そのまま Enter して、中断しましょう! - USBを抜くためにアンマウントしましょう!
- #
これで自動的にUSBメモリーはアンマウントされている筈です。いつでもUSBメモリーを抜いても安全です! ここで安全の為にUSBメモリーを抜きましょう! 手順にミスが無ければ、最後にはシャットダウンを行ってパソコンの電源までを自動的に切っている筈です。cd
Enter
# ここで、上矢印を押して、bash autobackup.sh
を、再選択し、 Enter - #
- 次の日にチェックしなければならないのは:
ALLofMD5Check202504091356.LOG
ファイルです。 存在するMD5データーの全てをチェックして、その結果が保存されています! 毎行の最後がOK以外は、存在そのものが無駄なデーターです! 1つでも検査の結果、良好ではないバックアップ・データー・セットは全てを削除するべきです。- 正規表現で次の条件式で検索します!
[^O][^K]$
- 正規表現で次の条件式で検索します!

SNS
- goat.me
- note.mu
- pinterest.com
- linkedin.com
- tumblr.com
- facebook.com
- ameblo.jp
- rakuten.co.jp
- google
- nifty.com
- mixi.jp
- Amazon
次なるステップへ!
ここでも危険地帯です! 調整不良による、あらゆる責任は自己責任でお願いします! 筆者は何も責任を負いません。 あくまでも自分用の防備録なるメモです。 スクリプトを開発し公表したのは、2015年です。 当然、開発者である Ujiki.oO は、プチ進化しています。 dfall.sh を少しばかり改造し、 pagefile.sys だけでなくて、
$Recycle.Bin($RECYCLE.BIN)
の中身や、 System Volume Information
の中身、 hiberfil.sys
& swapfile.sys
も削除してしまう機能があります。 そして、デフラグを行って、断片化の無いパーティションを保存する。 どんどん贅肉を削ぎ落としてバックアップする。 バックアップファイルの容量を少しでも軽量化できるとともに、復元後のファイルアクセスの効率を上げる。 もう、いつでもウィルスに感染してみなさい!(笑)
この記事では公開していませんが、自己責任の範疇なら、希望があれば公開します。 こんな実験的大胆なシステム領域の削除を行えるのも、タイムマシーンのごとくに、直前の状況に戻せるバックアップの賜物です。 大胆な行為を行う直前にバックアップを必ず行いましょう!

電池切れ
古いパソコンですと、マザーボードの電池が寿命をオーバーしている場合があります。 SystemResqueCDをUSBから立ち上げると、現在時刻が不定となります。 そんな場合は、NTPサーバーから現在時刻を得ます。
- %
ntpdate ntp.nict.jp
Enter- お好きなNTPサーバー
を選べます。 日本国内 NTP/推奨公開サーバ - wiki@nothing
- お好きなNTPサーバー
- %
date
Enter- 英国グリニッジ天文台基準時刻での今です。
- %
export TZ=JST-9
Enter- この場合は、日本のローカル時間です。 あなたのタイムゾーン・コード
と置換願います。
- この場合は、日本のローカル時間です。 あなたのタイムゾーン・コード
- %
date
Enter- 日本時間での今です。
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